高野山開創千二百年記念大法会参拝の旅
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5月13日から15日にかけて高野山開創千二百年記念大法会参拝の旅に行って参りました。
台風6号が13日の早朝に通り過ぎすっきりとした青空の下出発することが出来ました。
新幹線の車窓から富士山も綺麗に見えました。
新大阪に到着。ここからはバス5台の大所帯で一路高野山を目指します。
遠くに葛城山を望み紀ノ川を渡り、
高野山に着いたのはお昼を過ぎておりました。
昼食を済ませ、中の橋から奥の院参拝に向かいました。
奥の院参拝後は自由時間となり皆さん思い思いに高野山での時間を過ごしておられました。
幸いなことに私達が訪れましたこの期間、高野山では「高野山1200年の光」と題した期間限定の催しが行われておりました。
壇上伽藍 大塔を舞台とし、声明とプロジェクションマッピングとレーザーによる光の響演です。
澄んだ空気の中、舞うように姿を変える光と静かに響く声明、そして地を震わせるような和太鼓の響演は圧巻でした。
翌14日はこの旅の目的であります開創千二百年記念大法会に参加致しました。
法会が行われました壇上伽藍 金堂では、この期間に限り御本尊(薬師如来)が御開帳されております。
およそ90年ぶりのこととのお話でした。
この日の法会は 東京、山梨、栃木、長野、各支所の檀信徒の方々が参加し「東日本大震災復興祈願心経会」が執り行われました。
各支所毎に金堂に入堂し善の綱を通じ御本尊様に参拝致しました。
いよいよ法会が始まります。
法会を終えた後はしばしの自由時間を過ごし、同じく御本尊(弘法大師座像)が御開帳されております金剛峯寺を参拝したり、高野山の三大秘宝が特別公開されております高野山霊宝館を訪れた方が多かったようです。
高野山を後にし奈良県の五條市で昼食を頂き一路京都に向かいました。
訪れましたのは 西国二十一番 穴太寺(あなおじ)
ここに向かう車中は皆さんお休みタイムでしたが こちらの穴太寺の内陣ではお釈迦様が布団の中で心地よさそうにお休みでした。
この釈迦涅槃像は病気や痛みがある部位を優しく撫でてご祈願すればご利益が得られるそうです。
最終日15日は京都亀岡から嵯峨・嵐山までトロッコ移動しました。
なぜか大勢のたぬきに迎えられトロッコに乗り込みます。
嵐山駅で下車し竹林の小径と天竜寺を散策。
渡月橋からはすがすがしい新緑と保津川下りの舟と船頭さんの姿が見えました。
最後に訪れましたのは 教王護国寺(東寺)です。
こちらも幸運なことに春の特別公開期間が延長されており、五重塔の中に入ることが出来、金堂・宝物殿など全てを拝観することが出来ました。
二泊三日、少々忙しい旅ではありましたが心配されていた雨に降られることもなく無事に終えられましたことに感謝致します。
初めてご参加された方もおられましたが 皆様本当にお疲れ様でした!!
お疲れが出ませぬようゆっくりお休み下さいませ。