放生会並びに秋季本尊御開帳法会厳修。
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三連休の最終日にあたります10月12日体育の日、年中行事の放生会並びに秋の本尊開帳法会を厳修致しました。
前日の雨もすっかり上がり清々しい秋の晴天に恵まれました。
現在改修工事中の参道もなんとか通れるようになり、足元の悪い中大勢の方にご出席いただきました。
今年も立川らく朝師匠に健康落語をご講演いただき朝から皆さんの笑い声が響きます。
内容はメタボややめられないお酒など耳が痛い部分もありましたが声を出して笑うと身体も心も元気になれますね。
落語で元気を頂いた後は本堂に場所を移し放生会と本尊御開帳法会を厳修致しました。
放生会とは、経典の「不殺生戒」から生まれた行事でありその起源は古く中国から経典と共に伝えられ、日本では八世紀に最初に行われました。
私達の命を養うもととなった禽獣魚介を供養し、鯉の稚魚を放つことによって慈悲の実践を行い放生の浄行を致します。
「人は一人で生きているのではなく、いろいろないのちに生かされている。」命の大切さ、共に生きることの有り難さを伝える行事です。
法会が終わりますと境内の池に稚魚を放魚して行事は終了致しました。
年々こうした年中行事に永久の会(當山の永代供養墓)会員の方の参加が増えております。この日もお帰りの際に「私も寺友ができました。」と笑顔で教えて下さった方がおりました。
本当に人と人とのご縁が結ばれるのはうれしいことと存じます。
合掌