恵方茅の輪くぐり
12月22日の冬至祭を迎えるにあたり、今年は「恵方茅の輪くぐり」を行うための茅の輪を建てました。
高野山のお寺の正月迎え行事のひとつに「恵方参り」があります。
恵方は歳徳神(としとくじん:その年の福徳を司る吉神)がおいでになる方角です。
その恵方に向いている茅の輪をくぐることに依って除災招福を祈念致しますのが恵方参りです。
12月20日、その茅の輪作りが始まりました。
職人さんが鮮やかな手つきで茅の輪を作り上げていきます。
ひとつひとつの作業がとても丁寧かつ迅速に進められ、茅の輪の取り付けに掛かります。
重量もかなりある茅の輪をしっかりと固定し、周りを仕上げますと完成です。
最後に完成した茅の輪をバックに職人さんたちに記念写真をお願い致しました。
全行程でおよそ5時間の茅の輪作り、ご苦労さまでした。
ありがとうございました。
冬至より當山で授与致しております一陽来福の御札とご一緒に「恵方茅の輪くぐり」をされまして益々の福をお授かり下さいませ。