冬至祭・一陽来福授与
毎年、冬至より授与致しております放生寺の「一陽来福」のお守りは、江戸のむかし、神仏習合により寺社の区別がなかった頃(天保年間)より、除災招福・金銀融通の祈祷を修して授与致しておりますお守りです。
「一陽来福」のお守りを歳徳神(としとくじん・福徳を司る吉神)がおいでになります方向(恵方)に向けて貼りお祀りすることによって歳徳神の御利益を授かりください。
その年(新年)一年の全ての物や事が滞りなく融通され皆さまに多くの福が授かりますよう、冬至前七日間、観音の秘法を修し授与致しております。
今年の冬至も早朝よりご参詣の方の姿が見受けられます。
時刻はまだ6時前です。
午前7時より第一回目の「冬至祭護摩供祓い」が行われ、
この日一日で五回の「冬至祭護摩供祓い」が行われました。
今年はご参詣されました方々がますますの福をお授かりされますように「恵方茅の輪くぐり」を建てました。
一陽来福の福を授かりぜひ恵方に向かって茅の輪くぐりをされまして、笑顔が絶えることのない新年をお迎え下さいませ。