冬至祭・一陽来福授与
12月22日、今年の冬至は日曜日であり、尚且つ天気予報では午後から雨になるとの予報だったためか、早朝五時過ぎには長蛇の列ができ始め朝から賑やかな冬至祭となりました。
冬至から節分まで放生寺で授与されております「一陽来福」の御札は、江戸時代、神仏習合により神社とお寺の区別はなく放生寺と穴八幡宮がひとつの八幡宮であった頃より信徒に授与されております御札でございます。
当時より、社僧穴八幡別当放生寺住職が冬至前七日間、真言密教による聖観世音菩薩の御祈祷の法を修し、除災招福・金銀融通の御札として今日まで授与致しております。
最近は、ネットの影響もありご家族連れやお若い方も大勢参詣され、境内には賑やかな声が響いております。
本堂では護摩祈祷が厳修され、参拝されました方々への加持祈祷も行われました。
境内には恵方参りが行える「恵方茅の輪くぐり」が建てられておりますので、参詣の方はぜひ恵方に向かってお参りをされ、厄災を除き、歳徳神(としとくしん・福徳を司る吉神)の御利益で益々の福をお授かり下さいませ。