境内整備が完了致しました。
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この夏より進めてまいりました境内整備および本堂の内外装工事を無事完了致しました。
暑さ厳しい中始められた本堂内外の塗装工事と屋根瓦の葺き替え、本堂には足場が組まれ連日職人さんが汗を流しておりましたが予想外の台風襲来や雨で期日に追われる工事となりました。
積み上げられた瓦も流れるように屋根へと運ばれ、葺き替えが進んで行きます。
そして10月22日澄んだ青空が広がる中、ようやく足場が外される日がきました。
これもまた息の合ったリズムであれよあれよという間に足場が消えて行きました。
全て取り除かれると・・・すっきり!!
これで大型車の乗り入れがなくなるといよいよ参道の本格的な工事が始まりました。
アスファルトを剥がし地面をならし日が暮れても作業が続いておりました。
こうして完成致しました参道がこちらです。
永久の会墓苑会員様の「言の葉の碑」は1基分がこちらに移設されました。
参道には新たに献灯籠と玉垣が設置され・・・
僅かですが傾斜も緩やかになった参道を進むとお色直しを済ませた本堂がお出迎えしてくれます。
ここでもうひとつ! 本堂と共にそれはそれはにこやかな笑顔で皆様をお出迎えしておられる方(?)がいらっしゃいます。
どなたでしょう??
屋根を見上げてみて下さい。棟の先端に取り付けられております鬼瓦です。
鬼瓦はその名の通り怖い鬼の形相のものが多く厄除けとして広く知られておりますが、放生寺は江戸時代より「一陽来福」の御札を授与しておりますことから「鬼」ではなく「福」を鬼瓦に致しました。
参詣されます皆様もぜひ福をお授かり下さいませ。