放生会並びに秋季本尊御開帳法会を厳修致しました。
今年は10月10日体育の日に放生会を厳修致しました。 幸いなことに雨にも降られず気温も秋らしい気温でしたので大勢の方にご参加いただき、賑やかな放生会になりました。
先ずは恒例の立川らく朝先生の健康落語から始まります。 笑いは健康の素とも云われますから皆さん大いに笑って心身共にリラックスされたようです。
落語の後は本堂に場所を移しご本尊を御開帳し放生会を厳修致しました。 放生会とは、経典の「不殺生戒」から生まれた行事であり日本では八世紀に行われたのが始まりです。私たちの命を養うもととなった禽獣魚介を供養し、鯉の稚魚を放つことによって慈悲の実践を行い浄行を致します。「人は一人で生きているのではなく、いろいろないのちに生かされている」命の大切さ、共に生きることの有り難さを伝える行事です。 法会の最後に境内の池に稚魚を放魚して行事は終了致しました。
今年はご夫婦やご家族でご参加いただいた方も多く、放魚の時には一般参拝に来られた方も加わり、共に命の大切さと日々の糧に感謝し手を合わせておられました。 法会が終わった池の周りでは赤とんぼの姿も見られました。